格安航空券の種類
格安航空券と一言でいえないほど、種類や内容はさまざまです。格安航空券の種類ごとの特徴をよく理解することにより、自分に合ったお得なチケットを選べます。さっそく見てみましょう。
航空券の種類
ノーマル航空券は定価のチケットになります。格安航空券と呼ばれるものには、オープン(OPEN)航空券とFIX航空券と呼ばれるものがあります。
FIX航空券(フィックス)
この航空券は購入時に往路と復路の日時と便が決められており、変更が不可です。それで、旅行中に滞在期間を延ばしたいと思っても、変更できません。その場合、新たに買いなおさなければなりません。しかし、その代わりにオープン航空券よりも格安です。また、往路と復路の便の間隔も決められています。10日FIXならば復路と往路の間を10日にしなければなりません。期間が短いなら価格も安くなります。そのため、FIX(フィックス)航空券が最安値といえます。
オープン(OPEN)航空券
これは、FIX航空券と違い決められた有効期限の間ならば復路の便を変更することができる航空券です。90日OPENと書かれた航空券ならば90日間の変更が可能な期間があります。旅行中にも変更が可能で大変べんりです。その分、FIX航空券よりも高くなります。有効期限が短いほど安く、長いほど高くなります。
FIX/OPEN航空券
FIX航空券とオープン航空券を掛け合わせたようなFIX/OPEN航空券というのもあります。これは往路の便を滞在先で1回のみ変更できます。オープン航空券とさほど変わりません。
PEX航空券
PEX航空券は航空会社独自の割引制度です。
(FIXやオープンなどの格安航空券は航空会社ではなく、旅行会社からしか購入できません。)PEX航空券は航空会社からも、旅行会社からも購入できます。(PEX航空券の例:ANAのエコ割など)
ZONEPEXとAPEX
PEX航空券には種類があり、ZONEPEXとAPEXがあります。ZONEPEXはノーマル航空券よりも安いですが、APEXは予約をかなり前から取らなければなりません。それで、早く予約すればするほど安くなります。それで、航空会社が設定した航空会社の正規の割引チケットと覚えておけば良いでしょう。